年末スペシャル 企画として
年末 連続ブログアップを 現在
鋭意 製作中の NPC東京 小山です (書いてる日は12月半ば)
今回は
ひとりの Z使いの 男の 物語です。
大森ファクトリー主催の
Zチャレンジ 練習会に 現れたのは ブラックの ニスモ限定車 380RS
マシンは 決まっていれど
ドライビングは まだまだ 初心者レベルで
大パワー FRの フェアレディーZに 振り回されており
とても 乗りこなせている レベルでは 無かった ことを 覚えています
負けず 嫌いの 彼は
それでも 練習会は 欠かさず 参加して
少しずつ ですが
ドライビング テクニックの 向上も みられてきました
そして
Zチャレンジに 参戦を していきますが
完走は 果たしますが
良くも 無く 悪くも 無い
一生懸命に 走っては いても
それは 380RSに 乗っていれば 誰でも あれ位は 走れるよね
そんな 風にも 思われていたかも 知れません
(当時、380RSの参加台数が圧倒的に多く 各車素晴らしい走りを見せていた)
それでも 人柄が 良く
走りの マナーも とても 良いドライバー でしたので
彼の 周りには 常に 人が 集まり
とても 楽しみながら Zチャレンジを 走っていたと 思います^^
しかしながら そんな 楽しい 時間も
レースという 本気の 競争の中
徐々に その 均衡した バランスが 崩れていきます
大森ファクトリー チームの 2台の RS
黒RS と 赤RS
この 2台は Zチャレンジへの 参戦時期も ほぼ 一緒であり
同じ マシンを 駆ることから
特に 仲の良い 2人だったと 思います
しかしながら この日の レースで
赤RS の ほうは
ベストラップを 更新して 初めての 入賞を しました
同じ チームの 仲間で あり
仲の 良かった 380RSの パートナーでも あるので
当然 自分の 事のように 喜びましたが
2人で 狙っていた 筑波サーキットの ラップタイムを 先に 越され
しかも 表彰台にまで 上がった 彼を
きっと 複雑な 気持ちで 見守っていたのだと 思います
いくら 頑張っても 出ない タイムと
仲間で あり ライバルでも ある 赤RSの 快進撃
このままで 良いのだろうか・・
そう 悩み始めた 彼の 口元には
いつしか 無精ひげ が たくわえられて いきます
そんな 彼を 見守っていた
当時の Zチャレンジ 担当 大森ファクトリーの 担当者 K氏
悩んで たって
答えなんて 出ないよ
走らなきゃね。
そんな アドバイスから 彼の 異常とも 言えるような (笑)
走り込みが 始まります (^^)
多いときには 週に 2回も 3回も 走行会に 参加して
しかも 仕事も きちんと こなします
そして 誰から 言われるでも なく
速さの 基礎が 自然と 身に付いて いったのでした
走りこめば 走りこむ ほどに
自分に 自信の ついてきた 彼は
ひとつの 決意を します
それが これ
スイカ仕様の オリジナル ヘルメットです (^^)
これを かぶると
スイカから 出る マイナスイオンが 集中力に 効くとか (笑)
そんな ことでは ありません (笑)
こうした 人とは まったく 違うモノを 身に 付けることで
自分自身を
まわりの ライバル達に アピールする事に なるワケなんです^^
いわば
自信の 表れでも あり
速さに 対して 自分を 追い込む 決意でも あるワケなんです
そこから スイカRS としての
新しい Zチャレンジが 始まりました!
ベストラップの 更新は 止まらず
レースでの 成績も どんどん 上がっていきます!
こんな ことも ありました。
乗っている 彼は
決勝レース前の マシントラブルが あった時でも
応急処置を おこない ながらも
関西有力勢 との 伝説の バトルを 繰り広げ
勝利を おさめ
いつしか
Zチャレンジでの 上位 常連組みに 入っていきます
しかしながら
その 速さの 秘訣でも ある
過酷な 走りこみは マシンにも 無理を しいる ことでも あり
仕事は 日々 忙しくなっていく なか
ひとつの 大きな 決断をします
それは 年間チャンピオンを 目指す事
そして スイカ RS 氏は
2013年
ついに Zチャレンジ RS-1クラスでの チャンピオンを 獲得します
その日の 筑波サーキットでの ベストラップは
なんと 1分4秒!!
あの夏
赤RS 氏 と 目指した タイムを はるかに 超えた タイムを 出していました。。
果たして 彼が
いったい どんな 気持ちで 走りこみ
走る ための 努力を 決して 惜しまなかったのか
それを 知る由は ボクには ありません
しかしながら
愛車 380RS と 自分自身を 信じて いたからこそ
この 素晴らしい 結果が 生まれたのだと 思います
2015年 ニスモ フェスティバルでの 勇姿を 最後に
380RS から 卒業した スイカRS 氏
いつまでも
別れを 惜しむ様に
愛車を いつくしむ様に
最後の パレードランを 走っていたのが 印象的でした
マシンは 変わっても
スイカ氏 の 挑戦は きっと 終わりません
いつしか あの 笑顔を
また サーキットで 見せて もらいたいですね
そして
今は まだですが
この ブログが 公開されている 頃には
この 380RSは
また 新たな 走りを
僕らの 前で 披露してくれていると 思います (^^)
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