スペシャルな R35GT-R 入庫

6月も中盤を迎へ、もうすぐ夏空に切り替わろうという今日この頃

休日のロードバイクでは腕や首筋、脛等に日焼け対策でクリームを塗り

「経口補水液」をボトルにつめている「うどん県NPC高松、山本」です。

昨日の定期健診では、栄養が十分行き届いているから、もっと運動しなさいと言われ

明日からは・・・・頑張るぞと・・・・・

 

今回は弊社から販売しているR35GT-Rの中で異彩を放つ車が入庫してきました。

リフトに上がった状態で基準車との違いが判りますか?

車体色が、「アルティメイトオパールブラック」

マニアティックな所ではブレーキキャリパーが「シルバー」

 

ボディカラーに合わせた専用ホイール

「NISMOクラブスポーツパッケージ」とスポークの色やリムの光沢が違います。

 

後ろに回って「オーバルエキゾーストフィニッシャー」チタン合金製

チタン合金マフラーの冷却用にいたるところについている、フィンの形状がスペシャル。

クラブスポーツパッケージのマフラーと同じですが・・・

なんと¥1,900,000

 

リアスポイラーはカーボン製、

部品価格は、スペシャルな¥900,000

 

ここからがさらに 「スペシャル!!」

左は「380Φ リア用ブレーキローター」、右は「390Φ フロント用ブレーキローター」

スペシャルな「カーボンセラミックブレーキ」

発売当時は最大径!価格も当時ローターとパッド1台分セットで500万円と言われ

スペシャルびっくり価格

ローター一枚辺り約6kgの軽量化!!

 

メンテナンス時には専用の工具と保護カバーがあるぐらい

ブレーキローター毎にスペシャルな表示が、見えにくいかもしれませんが

ベルのところに、個別にカーボンローターの共振周波数と最低重量が記載されています。

左のフロント用ローターには「913HZ]  MIN.WEIGHT「 5756g」 MIN

左はリア用ローター 「932HZ]   MIN.WEIGHT 「6920g] MIN

 

カーボンローターの場合クラックが入っても確認し難いので

そのまま使用しているとローターが割れてします。

 

そのチェック用に音信検査で使う「音叉」等の検査工具があります。

また写真のように作業中の、割れ防止対策でローターのカバーもあります。

検査工具一式で¥1,500,000近く支払っています

弊社では常時 ”金庫室” で工具一式、保管中です。

 

ローター自身も最低重量がローター毎に設定されていてるようです。

メンテナンス等は、専用教育受けてる、スーパーメカニックがいる取扱店が全国には

7店舗のみが認定受けていました、その中に「NPC高松店」も入っております。

カーボンローターの点検等あったら、是非「NPC高松店」にお任せください。

センサーや導風板も付いています。

 

当時、カーボンローターやディスクパッドの焼入れの為の、専門教育がありました。

新品取り付け時は、各種センサー取り付けて

一定速度からの制動を実施し、徐々に制動力を上げていき「ブレーキ慣らし焼きいれ」

を実施し・・・・・約一時間の焼入れが完成します。一気にやらなければならないので

サーキット借りきりでの作業となります。

焼入れ工賃は、岡山国際サーキットを1時間占有レンタル料とスタッフ人件費

積載車費用・ガソリン代・高速代金、etc.etcで約70~80万円、とスペシャル価格。

 

ほかに変更点はメーターパネル内の表示

右上と、左下の表示が、スペシャル。

右上はハイギヤードブースト、と言って運転手の意思で一時的に「80秒」だけ

ブースとを上げるスイッチがハンドル右上についています

メーター左下のランプは「カーボンブレーキ」の警告灯

 

スペシャル「レカロカーボンシート」

リアシートは無くキルティングが張ってあるだけ。(2人乗りです)

今のGT-R NISMOとは違っています。

 

その車は「NISSAN GT-R SpecV 」

スペシャルは話はまだまだ有りますが、ここらでいったん打ち切りにして

 

最後に上記写真の「SpecV」エンブレムの価格は・・・・・

カーボン製で「¥158,000」税抜きと スーパースペシャル!!

 

12年前の車ですが、当時としても、十分「スペシャル」な車両です。

全国で、56台が生産されたようですが(Gマガ調べ)

現有車両は一体どの位有るのでしょうか??

新しく2020モデルも店舗に展示し時代を感じるところです。

 

弊社、2020モデル紹介の動画はこちらからどうぞ。

https://blog.nissan.co.jp/DEALER/1800