久々の投稿となります。皆様、ご無沙汰しておりました。
今回は、NISMOクラッチ交換を実施しましたので、その様子をご案内させていただきます。
BCNR33 GT-Rのトランスミッションを取り外してのクラッチ交換で、
NISMOス-パ-カッパ-ミックスツイン コンペディションモデルの装着です。
ツインクラッチは、エンジンの後ろに付いているフライホィ-ルを交換します。
まずはフライホィ-ル装着画像です。
コンペディションモデルは、クラッチカバ-の圧着力を強くしておりますので、
エンジンのパワ-を上げている車両には不可欠な製品です。
サ-キット走行など参加されている方はご存知かと思いますが、エンジン回転数が高回転域で、
クラッチがすべる感覚(加速中エンジン回転は上がるが車速が上がらない)がある場合は、
現在使用しているクラッチを考え直した方がよろしいかと思います。
特にパワ-を上げている車は、低中回転域はすべる感覚は無いが、高回転域では、
回転計(タコメ-タ-)は上がるがスピ-ドが伸びないなどの、現象が出たら、
エンジンパワ-に対して、クラッチが合っていない(セッティング不足)となるわけです。
アルミカバ-の赤が、素敵。ミッションに隠れて見えないのが残念・・・・
N様のGT-Rも無事作業完了です。
ノ-マルと比べてクラッチペダルを踏む力(踏力)は強くなり、
ノーマルのようなクラッチの遊び、(半クラッチ)はかなり少なくなり
慣れないと、発進時クラッチが急に繋がって、エンストしたりしますので
慣れるまで発進の感覚をつかんでください。
NISMO最強のツインクラッチは強化クラッチとは言え、操作は丁寧にやさしく使ってください。
ライフも長くなりますので、うまく上手に使ってください。
関東も気温32度が続き、ターボエンジンには辛い時期です。毎日暑くムシムシです。
皆さん日焼けや熱中症にご注意ください。それでは、また。
NISMOパドック千葉 大久保
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