スーパーカッパーミックスをR32に取付 今やGT-Rより希少なTYPE-M? 

昨年に引き続き、今年もあまりゴールデンではないゴールデンウィークが終了しましたが

皆様いかがお過ごしでしょうか。 早くあの黄金に輝くウィークが復活してほしいと願っているNPC松戸の齊藤です。

今回はフルノーマルなR32 GTS-Tのメンテナンスをご紹介いたします。

発端はハイキャスランプ点灯でご入庫いただいたのですが、今まで出していた整備工場では

「もう部品がないから・・・」と断られてしまった模様です。

最近はこーゆーケース多いですね。なんてことはないパワステホースからのオイル漏れだったので

ホース交換してオイル補充して完成したのですが、それよりもクラッチがそろそろヤバそうな感じで

オーナー様にお伝えして、一旦お返ししました。

1~2ヵ月後、いよいよヤバそうですと入電し、お預かりしたのですが、走行不能になる一歩手前でズルズル状態でした!

しかし純正クラッチはなんと製造廃止・・・ オーナー様と協議した結果

今回はNISMOカッパーミックス(シングルタイプ)をチョイスいたしました。

写真撮り忘れましたが、ミッションはシフトブーツが破れオイルまみれでした。

ついでに作業できるシール類やブーツ類の交換が、とても大事だと思います。

ニュートラルスイッチなんかもオイル漏れしてたので交換です。

 

そして今回は、同時にタイミングベルト交換やカムカバー周りのオイル漏れ修理もご用命いただきました。

最近多いのがクランクスプロケットの錆固着・・・ 頑固なものはマイクロリューターで削り割って外しています。

 

プーラーは入らないし、後ろ側はオイルポンプで叩けないので・・・もっと簡単な方法があったら教えてください!

外れれば綺麗に錆を落として、シール交換して良き状態に戻せます。良きです!

完成写真はありませんが、きっちり修理させていただきました。

 

肝心なクラッチのフィーリングですが、純正に比べれば踏力は重くなりましたが、

流石カッパーミックスは、繋がりがマイルドで昔のメタルタイプよりもとっても扱い易いと感じました。

フライホイールも軽量になるので、エンジンレスポンスも良くなって今風に言うと

「もうカッパーミックスしか勝たん」て感じです。

今後も色々なメンテナンスが必要になってくるかもしれませんが、また是非ご用命ください!

NPC松戸の齊藤でした。