NISMO R1ターボから NISMO R3ターボへのバージョンアップ効果

NPC東京 コヤマです

BNR34GTRの

MY25バージョンアップ作業を します!

車両は 最終型 BNR34GTR V-Spec2

この BNR34には

すでに

ニスモファインスペックファイナルEDを

導入済です

至宝 ファインスペックファイナルED

取り付けしてから

すでに 10年弱が 経過しており

現代の BNR34ですから

走行距離自体は 少ないのですが

このままでも 当然

消耗品は 劣化してきて

そのうちに そこそこの 作業が必要になります

それは それで

しょうがないんですが

そこまで行く前に

ファインスペックの 仕様を 生かして

バージョンアップを する事に決めました!

ファインスペックの 仕様を生かすというのは

エンジン内部パーツに

ニスモ強化部品が 導入されている事

そして

ベースエンジンは Nurエンジンだという事です

手組で 精度組されている NISMOエンジンなんで

このままの 状態から

パワーアップも

今ならまだ 全然できちゃうと言うところが

ファインスペックファイナルの 美点です

以前に やったのでいくと

BCNR33オーテックに 積んだファインスペックに

最初は 34セラミックターボを 組んだんですが

(これは 33に 実にマッチングが凄く良い)

ファインスペックファイナルが 生きているうちに

パワー上げておきましょうという事で

ハイカム+ NISMO R1タービンに

仕様変更作業をしました

オーテックであるという 車格を考慮して

エアフロ純正ギリの

ブースト1.0K仕様で やりましたが

これがまた

メチャクチャ楽しい ファインスペックに

変貌したんですよね~(*´ω`*)

そして 今回の BNR34GTR

ファインスペック搭載時に 組み合わせた

NISMO R1ターボを 取り外して…

RB26ターボ 最新鋭の

NISMO R3ターボへ バージョンアップします!

R1ターボを

きちんと 取り付けできる仕様で

最初に組んであれば

付け替えに 大きな仕様変更って

実は そんなに 無いんですよ

この BNR34 V2は

インジェクターと エアフロ容量を上げ

ブースト 1.2K~1.3Kで 乗れるように

セットアップしてありました

BNR34なんで その時にも

ハイカムは 選択肢に入れなかったんですが

それでも その仕様で

高速道路での 加速力は 圧倒的で

今は無き REIMAXチタンを 使用したのと合わせ

最大ブーストまで あっという間に 吹けていく

超高速型 BNR34GTRに 仕上がりました

これは これでね

まぁ いわゆる

スカイラインGTRチューニング車両の

典型的な 速さなんで

それは それで 納得の仕上がりでした

ところが…

ニスモから 最新型ターボが発売…

早速 数台に使ってみると

これがまた イイ!!!

BNR32 BCNR33 BNR34と

各車に 使ってみると

やっぱ 予想通りに

BNR34に 使った時が

恩恵が デカい事が わかりました (´・ω・`)

これは

BCNR33に ハイカム+R1ターボにした理由も

同じなんですが

BNR34と BCNR33の ファイナルの違いなんです

BCNR33は 4.1と ローギヤードなのに対して

(4.1は加速型ファイナル)

BNR34は 3.5と ハイギヤードなんです

(3.5は高速型ファイナル)

この ハイギヤードファイナルというのは

そもそもが 低速領域は 加速が弱く

ノーマルの ニュルが 遅いと言われていたのは

大型タービンとこのファイナルが

大きく影響していました

BNR34 N1ターボベースの R1ターボには

純正ターボベースでありながら

N1レース用として 考えられていたのもあって

やはり その傾向が 残っており

低速から 中速までは

もの足りなさは あったワケです

(社外ターボはもっとあった)

それがですね~

NISMO R3ターボを 使用すると

低中速が 断然違ってくるワケなんです!

さすが!

最新型ターボ!!

VR30DDTTとまでは いきませんが

全然 下からいけてんですよ!

特に R1から R3に 変えてみると

その違いは 一目瞭然で

メチャクチャ良くなるんです!

そして ここも 大きなポイントなんですが

同時に マフラーを NE-1チタンに変えました!

最新型の NE-1チタンマフラーを 使うと

どの領域であっても

R3ターボの 回転に合わせて

NE-1チタンが 必要量だけ 排気してくって言うか

キレイに 揃ってる感じが

メチャメチャするワケなんです

抜けが 悪いとか

そーゆーんじゃないっすからね

低排圧仕様ですからね

ファインスペックに 限らず

メンテナンスばかりに

目をやっているだけではなく

速くしたい!とか

もっと フィーリングを良くしたい!とか

R乗りとしては

至極当たり前な 欲求を 前面に出して

色々と 考えてみると

そこには

GTRの 新しい扉が あったりするかも知れません

最後に

オーナーさんからの 感想になります

「パワーバンドも変わって

ギヤを入れるタイミングが 変わりました

マフラー音も

澄んだ音になり 気持ちの良い GTRになりました

やってみて 大正解でした

ありがとうございました」*原文まま

 

少し動かしただけで

違いに すぐ 気がつきます

小さくして

パワーバンドを 下げたわけでは ありません

これが

R35や 400Rなんかと 同様の

現代の ターボチャージャーの実力なんですよ!

今の GTRが 置かれている現状というのは

なかなか 乗りずらい 感じがありますよね

でも こうして

新しい チカラを 入れる事で

乗る時間が 増えるかもしれませんし

所有する 新しい楽しみも増えたりもします

きっと あの頃の

ワクワクする気持ちが

戻ってくると思いますよ!(*´▽`*)