BNR34GTR 最近の故障事例(NPC東京)

NPC東京 小山です

最新故障事例シリーズを アップします

今までは こうした故障事例は

様々な影響が 大きくて

ネット上の 公開は 控えてきましたが

最後のボクの 良心として(笑)

続けていければと 思っています

車両データです

H11年式  BNR34GTR Vsp-1

走行距離 10万キロちょっと

エンジン ブーストアップ仕様 サーキット走行無し

発生現象

A-LSD 警告ランプ点灯(消えず)

クルマに乗られてる 皆さんは

警告灯が 点灯しても 消えたりとかするから

ちょっと 様子を見よう、、、とか

思いがちかもしれませんが

警告灯が 点いてる あいだは

その装置が

きちんと 動いていないと いう事ですので

自分で 思うよりも

危険な 状態で走行している可能性が あります

ちなみに 今回は

車検の時期に 点灯したのもあって

この状態のままでは 車検には通りません

 

まずは 基本的な 知識として

BNR34GTRの Vスペックの 特徴に

アクティブLSD という 機能があって

Vスペック用 R200Z型の リヤデフ内部には

電子制御湿式多板クラッチが 組みこまれており

アテーサ4WDの 前後トルクスプリットに加え

リヤデフの 左右作動制限も 電子制御され

FR-4WD スポーツカーとして

最大限の コーナリングプレジャーを 与えてくれる

素晴らしいシステムなんですよ

なので

この A-LSDに かかわる制御系でいくと

4WD警告ランプ ABS警告ランプなどが あり

これらの 警告ランプが 全部点くケースもあれば

この中の 2つだけや 1つだけが

点灯するケースもあります

どの 場合でも そうですが

点灯していると

フューエルセーフという状態になって

一部の機能は 動作しなくなります

ちなみに 今回の A-LSD警告が 点灯すると

アクティブLSDは 動作せず

通常の デフとしてしか 動作しなくなりますが

ET-Sや ABSは 通常通りに 作動します

こうした 総合制御の部位に 関しては

コンサルトでの 診断は 必要不可欠となりますが

それでも 診断しきれない個所もあり

今回の様なケースで いくと

すぐさま 判定できないのが ほとんどです

そんなワケで

色々と 時間をかけて 判定していった 結果

A-LSD リレー本体の故障という事が 分かりました

スカイラインGTRは

当時 世界一とも 呼べる 電子制御で

最高水準の スポーツ性能を 誇っておりました

そうなると

年数も経ち 経年劣化が 出てきたりすると

故障も 複雑と なっていきますよね

全国にある

日産ディーラーの ニスモショップ NPC店舗には

こうした 専門的な 知識を 持った

メカニックが 配置されておりますので

RB系 オーナーさんも ひと安心だと思います

リレー交換後

完調となった アクティブLSDに 満足して

オーナーさんは 帰っていかれました (#^.^#)