ノートNISMOの最適なエンジン交換時期(NPC東京)

NPC東京 小山です

ニスモロードカー用

HR16エンジンメンテナンスの ブログです!

平成27年式(初期型)ノートニスモS

走行距離は 約150000キロ

通勤で毎日使用し

お買い物で 使用し

月に 数回の サーキット走行に 使用している

減価償却という 考え方でいくと

完全に 使い切ってる

ノートニスモ大好きオーナー氏が

無二の友としているのが

今回の ニスモSです (*^^)v

なんとなく 振動が気になる

そう言いだした オーナー氏

何度 点検や コンサルトデーターの 付き合わせを

してみても 特に異常な場所は 無く

問題ありませんよ!

走行距離なりなんで これで普通ですよ!

そんな こんなで 数か月 乗ってもらっていたんですが

サーキットでも タイムが 出ないし 気になります

そんな事も 言っておりました

こうした スポーツカーの

エンジンの 壊れ方は

いくつかの パターンが 存在し

いきなり 高速道路で ブローだとか

サーキットで ブローだとか

その場で オイルとか 水でも 抜けない限り

実は ほとんど ありません

必ず 前兆というモノが 存在します

それに 気がつくか どうかが 肝心なんですが

たいてい

こうした 趣味性の高いクルマに 乗ってる人は

具体的な 違和感ではなく

なんとなく 調子が悪い気がするとか

そんな事には けっこう みんな 気がついてたりしますね

ただ

普段から

かかりつけの主治医が いないと

そうした 相談で わざわざディーラーとかに

いけないワケです

そうした 意味からも 主治医(NPC店舗とか)って

とても 大切だったりしますね~

今回は

一定回転数での エンジン振動(異音無し)

パワー感の 不足感(感覚的なダウン感)

サーキット走行では 当然 出てるんですけども

通勤時にも それは 徐々に顕著に なってきていました

ノートニスモや マーチニスモの

HRエンジンの場合

トルクフルでありながら

高回転まで回る 非常に扱いやすく

ハイパワーなエンジンなんですが

同系統他社車種と 比較すると

ギヤが 5速の為(他は6速)

1速あたりが 負担する回転数が

どうしても ワイドになってしまいがちです

なので

特に サーキットで そうした車両と 走る機会のある

オーナーさん達の ノートやマーチは

高回転での使用を 余儀なくされ

その辺からくる

エンジン消耗という 現実に晒されていくわけです

33GTRの 5速ミッションと

34GTRの 6速ミッションだと

34のが ギヤが多いから 速いとかではなく

33の 5速ミッションを ワイドに使った方が 速いとか

それはもう 全然あります

ですので ギヤの多さが 正義という事でもありません

振動が出るからと言って

いきなり エンジンの交換をしたのでは無く

マウント類や 補機類などから

交換を 進めていきましたが

やはり エンジン本体を 交換しないと

直らないという 結論から 今回の交換となりました

車両は スポリセタイプ3装着車両なんで

それも 元通りに 取り付けします

エンジン交換を ベースに

走行距離からくる

リフレッシュ必要個所を 全て交換しました

サーキット走行だけでは無く

生産も 終わり

買い替えが効く 車両ではないのもあり

これからも 長く乗って行けるようにと

もういちど

生まれ変わったかのように施工しておきました (#^.^#)

エンジン交換をしてみて

まず 最初に感じたのが エンジンの静かさ

そして 回転の滑らかさです

高級車と 見違えるほどの 心地よさで

新車の時でも

ここまででは 無かったと思います(マジで)

そして エンジンのトルクは

今までと 比べ物にならないほど

低中速から しっかり出てくるので

これが 速いのなんのって!

静かで 滑らかなのが 加味されることで

どこから アクセルを 踏み込んでいっても

即反応して 速度に繋がっていくんですよ

これには オーナーさんも 大喜びで

やって良かったと 大満足でした \(^o^)/

こっちも いっしょに 作業したんですが

ニスモブログには 合わないんで (笑)

モータースポーツ室日記の方に 書いときます ㊙

現行ノートも 良いクルマなんですが

まだまだ ガソリンマニュアルに こだわりたい

オーナーさんなのでした (*^^)v

(あとから上げるMN-CT最終戦にも出てきますよ~)