かな~り遅くなりましたがニュルレポート⑦です。

皆さまこんにちは。

NPC 札幌の辻です。

今、世界は大変な困難に直面していますが、

一人ひとりの他者を思いやる気持ちで乗り切りましょう!

 

前回はレース終了までご報告いたしましたが、サーキットを離れて

ホテルに向かう我々が直面した危機からスタートします。

今回も写真はほぼありません…

(レポート     

後ろ髪引かれる思いで皆様とお別れして、サーキットを離れたNPCチームでしたが、

出発するとすぐに大変な事態に遭遇します。

道路は帰宅渋滞が発生しており、ながーい車の列ができていて

「はぁ、時間かかるな」と思った瞬間…路肩を爆走し始めます!

今までのドライバーさんはみんな安全運転だったのですが、

今日の帰りの人は運転が荒い!

はじめは疲れていても多少の会話をしていたのですが、段々無言に。

私は乗り物酔いしやすく、乗車10分ほどで具合が悪くなり会話不能に。

他の方々は大丈夫と伺っていたのですが、

もう約●時間も起きており、体が疲れ切っています。

なんとかホテルまではガマンできましたが、みんなグッタリ。

NISMOの清水さんが「晩御飯どうしますか?」とおっしゃいましたが、

私は車酔いがひどく、とても食べれる状況ではなく、

ほかの方も少し具合が悪かったのでそのまま解散に。

すぐ布団をかぶって寝たかったのですが、翌日の朝に出発なので

その準備をしてからでないと寝れません。

ですが、とてもすぐに片づけにかかれる体調ではなく、

3時間ぐらい横になっていました。

その後、ようやっとで作業を終え、零時過ぎに寝ました。

寝坊せず起きれるか不安でしたが、

約●時間ぶりの眠りにつきました。

 

翌朝、しっかり目覚めてシャワーを浴びた直後、

部屋の鍵が外から開きます!!

どうやら何の確認もせずに清掃に入ろうとしたようです。

すぐにい追い返してやりました!

 

誰も集合時間に遅れずにロビーに集まり、

1週間寝泊りしたホテルを離れます。

 

帰りの飛行機は20:50で時間があるので、

ケルンの街に寄り、大聖堂を少し見学し昼食をとりました。

ドイツ最後の食事を

一緒に戦ったみんなでとることが出来、いい思い出になりました。

 

フランクフルト空港に到着し、まだ少し時間に余裕があるため

ここでもお土産を物色。何せほぼ1週間サーキットとホテルの往復のみだったので、

何も買えていません。何とかお土産になりそうな物を少し購入して飛行機の時間を待ちます。

搭乗手続きの列に並んでいると、

日本のレース界で有名な方が数名いらっしゃいました。

搭乗が始まり座席に座ると「いよいよ帰国か~」との思いが。

ドイツ着後、最初に買い物をしたパーキングの店員のおばちゃんの

ぶっきらぼうな対応に、1週間やっていけるのか?と思いましたが、

いざ離れるとなると名残惜しく、「もう少しいたいな~」

と思いました。

 

行きの飛行機はNPCチームのメンバーが横一列で座っていたので

トイレなどの移動時は気楽だったのですが、

帰りは知らない外人さんが隣なのでちょっと緊張。

私が通路側の座席で、お隣さんが後から来て、

「sorry」と声をかけられたので、英語なら何とかなるかと。

(私が英語を話せるわけではなく、何も聞き取れないドイツ語その他よりはマシという意味です。)

 

機内食を食べたらさっさと寝ようかと思っていたのですが、

予定より配膳が1時間以上も遅れたため、暇つぶしで見ていた映画にすっかりはまり、

まったく寝ることなく5本も見てしまいました。

これでまた24時間睡眠なしです。

 

フライトは遅れることなく無事に羽田に到着し、

入国を済ませ荷物を受け取り

NPCチームやNISMOの皆様と最後の談笑中に、

NISMOのかべすさんのスーツケースに破損が発覚!

やはり国際線フライトだと、たまにあるそうです。

 

到着ロビーを出て、NISMOの皆様とお別れした後は

NPCチームは帰国後初のお食事タイム。

 

ラーメンに抹茶ぜんざいで日本を満喫!

しばらくドイツの思い出などを語り合っていましたが、

まず私が飛行機の時間になり佐々木さん、三宅さんとお別れし、

ポケットwi-fiの返却や、使わなかったユーロの換金などを済ませ

第一ターミナルに向かいました。

が、なんと出発が遅れるとのこと。

もう28時間寝てないんですけど…

新千歳空港にとめてあるBNR32も、1週間乗らなかったことなんて無かったので、

「バッテリー大丈夫かな」とか色々よぎりました。

新千歳到着後、BNR32のキーをビビりながらひねると

1発始動でホッとしました。

運転中に眠気に襲われることもなく、無事に23時前に自宅に到着。

私のNPCメカニックチャレンジは無事に終了しました。

 

最後に、KONDO Racingの一員としてこのプロジェクトに

参加する事ができ、本当にありがとうございました。

NPCメカニックチャレンジの一期生として参戦出来たことを

嬉しく誇りに思います!

本当に一生の宝物になりました!お世話になった全ての人に

感謝いたします。

NISMOの皆様、KONDO Racingの皆様、送り出して頂いた

上司や同僚の皆様、本当にありがとうございました。

 

このブログに最後までお付き合いいただいた皆様も

ありがとうございます!

今後はNPC札幌の作業風景などをアップしていきますので

よろしくお願いいたします!